反応型紫外線吸収剤木材保護システム ウッドキーパーシステム

木材の塗替えサイクルは一般的に3年と言われ、屋外の環境によっては1年も持たないのが現状です。塗料を長く持たせようとすれば人体に悪影響を及ぼすものが多く混入されています。ウッドキーパーシステムは環境に良くないとされている揮発性有機化合物(VOC)の混入量を最小限(0.2%)に抑えた状態で耐久性の向上を実現することが出来ました。そのうえ、木材への浸透性に優れ、紫外線吸収剤保護膜を形成させることで木材の劣化を遅らせることが可能です。

施工対象箇所

木造建築物、木材全般。ウッドデッキ、ベンチ、フェンス、梁、柱、内外壁、床など。

製品の特長

  1. 防腐・防蟻剤はカビ本体である隔壁・菌核を除去すると共に忌避効果を有しているため除カビに加え再発防止性も優れます。また、カビの他にも水垢・錆・油等の汚れ除去性も期待できます。
  2. 下塗り材は浸透性に優れ、木材の内部の微細な空隙に浸透・硬化するため、木材表面をより強固で緻密な構造にします。これより木材の変形やひび割れ抑制効果も期待できます。
  3. 反応型紫外線吸収剤による紫外線保護膜が全面に均等に形成されるため、灰化の原因である紫外線の侵入を大幅に抑制することができます。
  4. 中塗材及び上塗材は耐候性に優れ、長期にわたり耐久性能を保持します。

試験データ

1.屋外曝露試験比較

ウッドキーパーシステムと他の塗料とで屋外での曝露試験を行いました。7か月後ウッドキーパーシステムはほとんど変化がありませんでした。

ウッドキーパーシステム
  • 試験期間において、変化は殆どない。
  • 断面も良好な状態である。
アクリル/PDU塗料
  • 紫外線による灰化が確認できる。
  • 断面は乾燥してひび割れが発生している。
水性床用塗料
  • 紫外線による灰化が確認できる。
  • 断面は乾燥してひび割れが発生している。
UV吸着型アクリル系塗料
  • カビの発生し紫外線による灰化も見られる。
  • 断面は乾燥によりひび割れが生じている。

2.屋外・屋内曝露試験における色差、及び光沢保持率の評価

ウッドキーパーシステムと水性エマルジョン塗料、そして無塗布のものの屋外・屋内での曝露試験の結果です。ウッドキーパーシステムを施工したものは色、光沢共に劣化がほとんどありませんでした。

初期

屋外
屋内
ウッドキーパーシステム
屋外
屋内
無塗布
屋外
屋内
水性エマルジョン塗料

6ケ月後

色差(ΔE) 11.24
ウッドキーパーシステム
色差(ΔE) 20.11
無塗布
色差(ΔE) 12.10
水性エマルジョン塗料

1年後

色差(ΔE) 12.60
光沢保持率(%) 113.4%
ウッドキーパーシステム
色差(ΔE) 21.97
光沢保持率(%) 50.0%
無塗布
色差(ΔE) 20.24
光沢保持率(%) 20.0%
水性エマルジョン塗料

適用条件

  1. 木材の含水率20%未満まで施工可能
  2. 雨天施工不可(素地が濡れている場合も不可)
  3. イペ材やウリン材など樹脂が多く含まれる木材には適用できない場合もあります。

仕様

1.一般仕様
2.耐薬品仕様